パリの後は帰国のための経由地ドバイでストップオーバー。
きっと日本とは全然違う文化や生活なのだろう。せっかくなのでドバイのグルテンフリー事情も気になるし、二日間だけ滞在しました。
人それぞれ感じ方は違いますが、私には合わなかった、というのが結論です。
さて、そんなドバイですが、所々に素敵なカフェがあったので、二軒ほど紹介いたします。
XVA Cafe
XVA HOTEL DUBAI に併設されているカフェです。とても素敵です。ホテルの朝食はきっと食べらるものがないので代わりにここへ。ホテルから徒歩15分くらいでしたが、朝から灼熱の暑さ。いや生命の危機。それは10m先の次の日陰へ足を踏み出すのを躊躇するほど。そうして辿り着いたのにそこまで涼しくなかった記憶が。
異国にいる
メニューにオムレツがあったので、これなら食べられる、とオーダー。しかしここはドバイ、日本とは普通が違う。なんとタコスの皮に包まれて出て来ました。いや、美味しいよ、絶対合うよ、わかるけど、これじゃ食べられないんです私。残すのはもったいない気持ちと、小麦食べたい欲に負け食べてしまいました。さすがに全部は危険なので半分でやめ、残りはタコスを剥いでいただきました。
ちなみに付け合わせはスイカ。コーヒーソーサーにはデーツ。正に異国にいます。
スタッフのおばさまは全身黒だけどよく見るととっても都会的でファッショナブル。あの衣装着てないし、ヘジャブもかぶっていなかった。ムスリムが多いとはいえ、そうじゃない人もそりゃいるよな、と思いつつ、だとしてもおしゃれでした。
カフェの壁にはアート作品が飾られていて、隣にギャラリーがあると書いてあったので食後に行ってみました。そしてギャラリーの先にはショップが。ここがよかった。色々なアーティストの作品を販売していたり、奥の方にはvintageの洋服が売っていたり。ドバイの”イケてる(ここ需要)”最先端はここではないでしょうか。
ドバイには今の所もう一度行く気はありませんが、もし行くことになったらここのホテルに泊まってみたい。
Next Door Cafe
wi-fi難民、今にも茹で上がりそう
ムスリムでなくても入ることができる唯一のモスク、ジュメイラ・モスクを訪れた後、決死の覚悟(大袈裟ではない)で近くのビーチに行ってみることにしました。
ドバイのmapは縮尺が特殊なのか、いつもの感覚より数倍遠く感じます。なんとか日陰を頼りに辿り着き、しかしもう無理だとすぐ引き返しました。ホテルに戻るにも歩く距離ではないし(他の国ならば歩いていたかもしれない)、駅も遠いし、バスの乗り方も知らないので、移動はタクシー一択です。しかし屋外は3Gと表示されていようが全く使えません。更に外に出たら数分で携帯が熱を帯び使えなくなります。だからタクシーを呼ぶ度にwi-fi があるカフェに入る必要があるのです。
cafe難民、沸騰しそう
ここでもう一つ問題。地元の方が行くようなお店は通常、一階が男性専用、女性及び女性と一緒の男性は二階に通されます。その情報は知っていたにですが、二階などないカフェのシステムが未知なので利用を憚られます。外から覗いた感じ、女性の姿は見当たらないし。
また、ショッピングモールが近くにあったので、ここならwi-fi あるかも?!&涼めると思って行ったら、日本と構造が違い、それぞれのお店にドアがあり、エントランスみたいな場所もない。とりあえず屋根のある外のベンチに座り(ここもwi-fi は入りません)心を落ち着け、どうやって見つけたのか全く思い出せませんが、通りの向こうにカフェを発見。しかも今時のおしゃれカフェ。こういうお店は男女の区別などなく、日本と同じように利用できます。歓喜。
命拾い
長くなりましたが、そうしてたどり着いたのがこのカフェです。なぜかInstagramの写真はとてもアメリカンで陽気な感じですが、読書するのに最適な静かでおしゃれな雰囲気でした。
携帯同様今にも茹で上がりそうな身体を素早く店内に滑り込ませ、命拾い。なんと穏やかで平和な店内だろうか。
パリでは電池なくなる問題と戦いましたが、ここではそもそも電波が入らない問題でした。どれだけ携帯に依存しているか露呈しました。でもこの旅Google Maps 一本でやってきましたからね、頼りになるのはそれだけでしたから。
美味しいアイスアメリカーノを一気飲みしたい衝動を抑え、優雅にひとときの静寂を楽しみました。
帰りのタクシーも一筋縄にはいきませんでしたが、長くなってもあれなので割愛。
ドバイのグルテンフリー事情
宗教の関係上、ハラルメニューを見かけることはありました。しかし私が滞在したホテルは下町のような地区だったので、特に見かけることはなく。ただドバイといったら、の近未来地区(勝手に命名)の現状はわかりません。
また私は高所恐怖症なのですが、ドバイに来て気づいたことは、高い建物を見るだけでも怖い、ということ。ですので近未来地区にはいきませんでした。そもそもそんなに興味がなかったですし。。。でももしかしたらそこにはグルテンフリーやヴィーガンがあったかもしれません。
ということで、文字すら(読めてないだけの可能性はある)全く見かけることはなく、ドバイのグルテンフリーはほぼ浸透していないようです。
しかし行き帰りの飛行機がドバイを本拠とするエミレーツ航空で、食事のオプションがとても多く、全ての機内で無グルテンミールを食べることができました。
次回はエミレーツ航空のグルテンフリー事情にしようかな。