マルタのレストランのグルテンフリー事情です。
今回は豊富なレストランのグルテンフリーメニューについてお送りいたします。
Sliema
Fresco’s Cafe & Restaurant
Sliemaの海沿いにある観光客向けのマルタ料理レストラン。マルタではメニューに GF や V その他色々表記があるお店がほどんどです。ここでは GF と表記のあるパスタメニューは +€1.5 でグルテンフリーパスタに変更できます。
中席もありますが、外が人気。特に海の見える席が人気です。しかし4月中旬は風が冷たくとても寒いです。
私は郷土料理のMaltese Style Spaghetti Rabbit(うさぎ肉のボロネーゼ的な)をグルテンフリーパスタでオーダー。感動するほどではありませんが、なかなか美味しかったです。量はとても多いです。ただ一つだけ言いたい、写真を見てもわかるように、茹で過ぎで麺が切れてフォークに巻きつけるのはおろか、持ち上げるのも難しかった。あと1分〜1分半早くお湯からあげた方が良さそうですよ。
でも私はもう一度食べに行ったのです。なんとなくマルタを去る前にもう一度マルタ料理を食べておきたかったんです。カジュアルで入りやすいし、味も美味しかったので。相変わらず麺は柔らかかったけど。
そしていつも写真なの手を降る友達
St. Julian’s
Gululu
ここもマルタ料理のお店。人気店なで予約がオススメです。事前に友達が電話でグルテンフリーのメニューがあるか確認してくれた。そして着いてから聞くと、これとこれは変更できますよって感じでした。
それで選んだのが左のパスタ。ちょっとなんだったか忘れましたが、とても美味しかった！starterとmainと量が選べるのですが、それぞれ90gと130g。130gでも多いのに前菜も食べるから私はstarterに。友たちは、え？いいの？足りなくない？とmainにしてましたが結局食べきれてなかった。ランチのように一品だけならmainでも良さそうですが、そうでなけれがstarterで十分だと思います。
Fresco’s より美味しくて、値段はほんのちょっと高く、もうちょっとちゃんとした?レストランです。
Bianco’s
pizzaといえばこちらでしょう。マルタで何度かGFピザを食べましたが、こちらが一番でした。かなり人気店です。早い時間なら空いているかも。でもスムーズに入りたいなら予約がbetter。
そしてメニューにいろんなアレルギーマークがついていて、Gluten Freeはないんですが、Cereals contain wheat というものがありました。このマークのものであれば私は食べられたので、その中から選びました。
ピザはとても種類が多く、Vegetarianマークもありますが、それとは別に Vegan Lovers のページもあります。
Kuya Asian Pub
アジアンレストランなので食べられるものが多そう、と思ったのですが、他と状況は同じような感じでした。いや、私が食べたかったものがGFじゃなかっただけかも。ここもちゃんとV やGF の表示が。
メニューはタイやベトナム、韓国、日本のKaraage, Takoyaki, Gyoza(チキンなのが許せない),Tom kha gai, Bibimbap, Yellow curry, Ramen などなど。びっくりしたのがフォーにミントが入っていたこと。うんなんかやっぱりちょっと違う。。かなりいいとこまでは来てるんだけどなあ。
でもいつも非アジア人でとても混んでいて、2回とも予約なしで３人で行ったので2人席に通されました。
あと店内はとてもオシャレです。その中でも照明が素敵でした。
Zen Sushi to Go – St. Julian’s
醤油など細かいことは抜きにして、グルテンフリーに入れました。(通常醤油にも小麦使われています)
ここは初めて行った寿司レストラン。やはりカリフォルニアロール的なものが主流ですが、握りがあったので挑戦することに。
Tuna(マグロ)、Tuna sweet soy sauce(漬けマグロ的な)、Salmon(サーモンも普通と漬けを)、の４種をオーダー。なななんと美味しかった！期待値低かったのもあると思いますが、日本の回転寿司よりは美味しい。友達は€5の味噌汁を興味本位でオーダー。普通に美味しかったけどとんでもなく高いよね。豆腐はとてもしっかりしてた。
そいういわけで寿司ならここ Zen を強くお勧めいたします。
2回目に行った時、何かのキャンペーンでコーラ一本もらいました。しかもバニラフレーバー。合わねえぇぇぇと思いながらありがたくいただき持ち帰りました。
寿司について
Zen の隣に Asian Kingdom というアジアンレストランがありますが、ここの寿司(巻き寿司)はシャリがギュギュぎゅっとしてて全然美味しくなかった。韓国人の友達は美味しい美味しいと食べていましたが、キンパに似てたりするのかな？私キンパ食べられないのでわからないのですが。そして自分は何を頼んだのか覚えてないくらいもう行かないな、と思っているお店です。
もう一つ、Hugo’s Lounge という無国籍料理を出すpub のようなお店でお寿司を食べました。お酒メインのような雰囲気だし期待感なし。だからいつも頼まないようなやつにしよう、と牛のカリフォルニアロール的なのをオーダー。そしたらなんといちご乗ってきました。きゃーと思ったのですが、ん？悪くない。邪魔にはなってないし結構美味しかったですよ。
Valletta
Soul Food
Vegan, Vegetarianのお店。ここはテラス席しかありません。
マルタでグルテンフリーピザを食べることができたのも嬉しかったけど(もちろんパスタも！)、パン系はまだ見つけられてなかったので味どうこうより外でバーガーを食べられた喜びが大きかった。無論、日本で食べたことのある数少ないGFバーガーより美味しかったですけどね。写真を見てもわかる通りGluten free&Vegan でした。旗かわいい。奥のパスタはGFではないのですが、Vege だったのかな、きっと。
メニューにhomemade Parmigiana(vegetarian&gluten free) というのがあって気になりましたが、忙しそうだったので聞けなかった。
Vegan & Gluten free のオプションのあるレストラン Rootz についてはこちらを。
Blue Grotto
スリーマ、セントジュリアン、ヴァレッタなどの地域とは反対側にあるブルーグロット。
グルテンフリーレストランというよりはオプションがあるレストランです。
Coast @ Cassarini Restaurant
小舟に乗って洞窟巡りができる Blue Grotto 近くにある地中海料理のレストラン。スタッフはほぼアジア系の方でした。RabbitパスタはFresco’s で食べたそれとは違う味で美味しかったのですが、ちょっと、いや結構、塩っぱかったです。魚介が食べたいね、と入ったのにまた兎選んでしまった。いや、それかリゾットしか選択肢がなかったんだ。
やはり都心(マルタの場合、都心という言葉が合わない感じがしますが)から離れると、選択肢は少し減ります。マルタのグルテンフリー事情の特徴ですね。
観光地なので観光客向けのレストランが多く、ここ以外でも良いところがありそうです。
