英語を話す小さな国マルタ 、のあまり語られていない重要でない話、観光ではあまり行かないような場所の話、余計な話をするブログです。それから大事なグルテンフリー事情についても。
役に立ったと思う人もどこかにいるはず。
一年前にマルタに行こうと決めてから、過度な期待はしないようにあまり情報収集はしなかったのですが、それにしても観光地以外の情報が極端に少ない、特にここ2,3年の。
そういうわけで観光地以外の重要でない話もしますが、私が小麦が食べられないという特徴を持っているので、マルタのグルテンフリー事情について積極的に触れていきたいと思います。
マルタとは
マルタ共和国という国
まずマルタ(Republic of Malta)について簡単に説明を。
地中海に浮かぶ小さな小さな国、マルタ共和国。シチリア島のすぐ南に位置していますがイタリアではありません。大きさは東京23区の半分。人口は約52万人(2021年)で、年々増えていて、ここ10年で10万人も増えています。だいたい板橋区の人口と同じくらい。公用語はマルタ語と英語。

マルタと英語の関係
英語を話す小さな国マルタ。なぜ英語が話されているのかというと、1964年に独立するまでの150年間、マルタはイギリス領だったからです。学校で英語を学ぶからみんな喋れるよ、と生粋マルタ人が言っていました。きっと私たちのそれとは根本的に違うのでしょう。
また特徴として、これはアイルランドに留学していた姉が遊びに来た時に言っていて気づいたのですが、アメリカやイギリスの英語が母語の人と比べるとゆっくり喋ります。島だからでしょうか。(マルタ語の話す速度はどうなんでしょう)イギリス英語ですが、母語でブリティッシュを話す方に比べたら日本人には聞き取りやすと思います。
英語が公用語なので語学学校もたくさんあり、留学生もとても多いです。人口に対したらとんでもなく多いのではないでしょうか。その為、留学生に慣れているので、こちらがテンパってヘンテコな英語を喋っても嫌な顔せず最後まで聞いてくれます。(テンパってなくてもヘンテコですが…)慣れているだけでなくマルタ人の気質なのかもしれません。
たまにマルタ人以外の母語が英語でない方には通じない単語もあります。しかしそれはどの国へ行っても一緒だったりしますよね。

なんの話だったかな
マルタ人同士はマルタ語
また、マルタ人同士はマルタ語を話しますが、それ以外の人には当たり前のように英語を使います。フランスのようにフランス語で攻めてきたりしません。もちろんフランス人も英語話していい?って聞けば快く受け入れてくれますが。出稼ぎに来ている方も多いので様々なアクセントの英語を聞く機会もあります。Boltのドライバーとか。
一度マルタ人同士がマルタ語で喋っているのを長時間聞く機会がありました。話の内容は全く見当もつかない。でも日本人がカタカナ英単語を使うように、マルタ人もマルタ訛り英単語をよく使っていました。なのでたまーに知ってる単語が出て来て面白かったです。
犬の方が多くない?
ちなみにマルタ人のことをマルティーズと言います。はい、これを知っても気づきませんでした。あのくりくりなお犬、マルチーズがマルタ原産だったということに。私の中でマルチーズはなかなか上品な印象があります。がしかし、マルタ島の開放的な雰囲気とどうしても合わない気がしてならないのです。ああいう小さい犬はあまり見かけなかったし。猫の島だし。



もっとうじゃうじゃいるのかと思っていましたが、そこまででもないお猫様。
それでも歩いていればお見かけしました。お犬様のそれとはちょっと違いますが、よく見ると景色の中に何匹か隠れていることもしばしば。そして道に餌が置いてあったり、地域猫が多いようです。

イタリアではない、英語を話す小さな国マルタはこんな感じです。



