パリにグルテンフリーのブーランジェリーはあるのか。元々ブーランジェリーの多い国、フランス。ですのでグルテンフリーを展開しているお店をいくつか発見しました。しかもおしゃれ。
ではいってみましょう。
Copains
決められないほど目移りする
パリ市内に2,3店舗あるグルテンフリーのブーランジェリー。若い男性のスタッフが多い印象。お国柄かもしれませんが、聞くとすんごい説明してくれます。そして自分のオススメを言ってくる文化いいですよね。ケーキやサンドイッチも並んでいました。
接客のスペシャリスト
滞在中にもう一度違う店舗に訪れましたが、2回目のスタッフがすごかった。正に販売のスペシャリスト、みたいな人で、
“初めてですか?2回目なのね、前回どちら購入されました?あーこれね、じゃあ今回はこれがオススメかなー。あ、それ選ぶならこっちがいいんかもしれない。パーフェクト!”
的な。まんまと乗せられて決めていた数以上に買ってしまいました、一人なのに。30€弱だったんですが、円安加速中で計算したら4つで4500円くらい。まじか、クロワッサンなんてチョコクロみたいな大きさだったのに。
スペシャリストに乗せられた結果
- 左上:クロワッサン マルタで食べたやつの方が好みだったけど、リベイクできてたらもっと美味しかったかな
- 左下:ペカンナッツタルト ちょっと甘めで重めにしては大きいので3回に分けて食べた もっと小さいサイズならより美味しく食べられたと思う
- 右下:レモンタルト 彼曰くフランス人が一番好きなやつらしい 美味しかったけどこれも大きい
- 右上:薄いパイの中にピスタチオクリームが入っていてホワイトチョコがかかってる菓子パン これが一番好きだった
そういえば行く前に先にパリへ旅立っていた学校の友達から、マルタで食料買ってった方がいいよ、と言われてたことを思い出しました。
しかし日本じゃ食べられないいわゆる菓子パン(言い方)が食べられたし、良い接客受けて気分も良かったので良しとしていいんではないでしょうか。(自分に甘い)
Different flours, best pleasures
Noglu
オルセー美術館の近くの飲食店が立ち並ぶエリア、サンジェルマン大通りを少し入った所にあります。お昼時なのもあり列ができ、私の後ろにも人が並んでいました。吟味するのもはばかられたので、一つ二つだけ何だか聞きそそくさと会計へ。店内は満席だったので、テイクアウトにしました。
少し歩いてセーヌ川沿いでいただくことに。ここはお昼休みの休憩場所として選ばれているようで人がたくさんいました。そして木陰の争奪戦。
人があまりに多く焦っていたのもあり、どんな商品が並んでいたのか記憶が乏しいです。
ですが、ケーキ系やサンドイッチなどもあったと思います。表記が英語じゃない分余計に焦って目の前のもの以外みる余裕がありませんでした。
でも今回はちゃんと偏ることなくしょっぱい系を買いました。
Yummy and Guiltfree
最後にここはブーランジェリーではないけれど、ファストフードのグルテンフリーのワッフル屋です。BHV Maraisというデパートの隣にあります。何度かここのトイレにお世話になりました。数少ない屋内公共トイレです。
肝心のワッフルはというと、モッツァレラとトマトが乗ったしょっぱい系をオーダー。クレープやパンケーキなどでは見かけますが、ワッフルのしょっぱい系は初めて。しかし合わないはずはなく、カリッとしていてなかなか美味しかったです。
ただ、店内は狭く、入って左にカウンター、右に1席、正面の階段を数段上がった場所に2席ほど。カウンター前は先客がいたので上の席で食べることに。しかしここエアコンがない。目と鼻の先のカウンターの中で焼いている。そして暑い空気は上へと上がっていくため上の席はなかなかの暑さでした。アイスコーヒーにすればよかった、いやそんなメニューあったかな、と思いつつ半ばぐったりしながら食べました。
パリにグルテンフリーのブーランジェリーは他にもあったのですが、さすがに1週間の滞在では回りきれませんでした。物価が高い&おシャレに作り込まれているのでかなり高価でしたが、こんなお店が当たり前にあることがとても羨ましかったです。
次回はパリのグルテンフリーレストラン。