スリーシティーズと隣の港

スリーシティーズ

私がマルタで好きな場所の一つが Three Cities (スリーシティーズ)です。もし次訪れることがあったらこの辺りに泊まってみたい。
ここへはVallettaからフェリーで行くことができます。またウォータータクシーという小船もありますが、絶対酔うという自信があったので利用していません、落ちそうだし。もちろんバスでも行けますが時間かかります。

スリーシティーズ1
右奥がヴァレッタでフェリーはそこからこの港に入ってきます
スリーシティーズ2
ウォータータクシー

スリーシティーズ

Birgu


スリーシティーズはVallettaSliemaに比べたら人は少ないですがやはり観光地、レストランやカフェはいつも賑わっています。人が多いのは Birgu という聖アンジェロ砦がある半島です。ここは15世紀の対オスマン・トルコ戦の後にヴィットリオーザ(勝利の町)という名前が与えられたそうです。かっこいい響。しかし地図などを見る限りその名前を探すのは困難です。代わりに Birgu という名前は見つけられます。はて、マルタの人々はどのように使い分けているのでしょう。

スリーシティーズ3
ここのベンチに座ってゆっくりするのが好きでした
スリーシティーズ4
対岸のセングレア パラソルの下にはレストランのテラス席がずらりと
聖アンジェロ砦

ここは歴史の展示をしていてかなりの広さがあります。初回は夕方に訪れました。見学最中に気づいたのですが、一部5時で閉まってしまうエリアがあったのです。なので小走りで息切らしながら急いで回ってたら、他の観光客は写真を撮ったり楽しんでいて、誰一人気にしていませんでした。なんとも拍子抜けしました。
当たり前ですが、展示は全て英語なので、何度か行ってゆっくりと内容を理解したいと思いました。

聖アンジェロ砦1
このひと付近を走り回りました
聖アンジェロ砦2
聖アンジェロ砦3
ベンチに座ってゆっくり景色を眺めるのも◎
Car Boot Sale

Google Maps 検索途中に偶然見つけた Car Boot Sale(Birgu Flea Market) 。これは行かなければ、とマルタ滞在最後の日曜日に滑り込んできました。
毎週日曜朝5時から正午まで開催しています。

朝早かったのでフェリーが動いてなく、初めてバスでBirguまで行きました。バスって合ってるのかイマイチわからないのでドキドキでしたが無事着きました。
骨董品が多く、フリマ的なお店も結構ありました。その中で私は表紙に動物が描かれた可愛いノートとよれっよれのキャップをどちらも1€でゲットしました。きっと値切ったりできたのかもしれませんが、1€だったのでそのまま購入。そして帰って速攻洗濯機を回して午後から被ったのでした。
食器類など素敵なものもありましたが、直で日本に帰る予定ではなかったので断念。基本手渡しなので袋は持参しましょう。

朝から賑わっていて何かあるんじゃないかとワクワク感があります。そして早朝からやっているので帰りにどこかで朝ごはん、なんていう休日も良いですね。

car boot sale1
比較的年齢層は高く早朝から賑わってます
car boot sale2
クリスマスグッズって可愛いですよね
car boot sale3
洗濯済みのよれっよれのキャップ


スリーシティーズとはどこなのか

この記事を書く前までは、スリーシティーズはVallettaから見える三つの半島のことを言うのだと思っていました。しかしよく調べて見たら違うようです。
正しくは、Vallettaから見て三つのうちの真ん中の半島がBirgu(ヴィットリオーザ)、右の半島がセングレア、その間の地域がコスピクア。これら3つでスリーシティーズだそうです。フェリーはヴィットリオーザとセングレアの間を通ります。

ヴィットリオーザの左隣にもう一つ半島があります

隣の港

穏やかな港

この日はスリーシティーズだと思っていた一番左の半島(上の写真には写っていない)の方へ行ってみました。そう、私は観光地から少し外れたところを探検するのが好きなんです。
Birgu の真ん中くらいにある Malta at War Museum の前を進んでいくと、先ほどのCar Boot Sale 会場に着きます。そこを通り過ぎてから左に曲がると小さな漁港が現れます。Kalkara Port という港で、カモの親子が優雅に泳いでいました。しかし寂れていて人の気配が全くない。普段なら心細くなりそうなのに、なんだかとても気持ちが穏やかになる不思議な所でした。
その先へ行く時間はなかったのですが、地図で見たらホテルがあったのでまた行く機会があったらここが宿かな。と思ってたらグルテンフリーオプションのあるレストランも近くにありました!

kalkara port1
おーだーやーかー
kalkara port2
左の写真を撮っていたあたり
kalkara port3
地図には出てこなかったけど立派な建物
kalkara port4
ピンクと水色の対比が美しい

どちらも

ゆっくりと過ごせる場所

億超えするんだろうな、という船がたくさん停泊していて、港は綺麗に整備されています。しかし路地に入ると、年期の入った建物が迎えてくれます。そしてレストラン以外に人がほとんどいないので、スリーシティーズはVallettaの喧騒を逃れゆっくりと時を過ごせる素敵な場所です。
実は、疲れて港沿いのベンチで昼寝をしたことがあります。深く知らないからかもしれませんが、平和な時間が流れている気がしました。

スリーシティーズ5
マルタにはこんな風に綺麗に整えられた場所は少ない
スリーシティーズ6
左側にずらっとカフェが並ぶ
スリーシティーズ7
スリーシティーズ8
どこも階段ばかりで年を重ねたら暮らすの大変かもしれない
スリーシティーズ9
この階段とっても自由
スリーシティーズ10
教会の裏?の大きな大きな扉
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